WORKS BOOTS, 修理事例

GEORGE COX × Vibram7124

みなさま、こんにちは!


乃屋ではラジオをかけているのですが、
クリスマスソングや2022年のヒットなんかもかかるので
師走感が日に日に増していきますね。


本日ご紹介しますのは、GEORGE COX です。
1906年にイギリス ノーサンプトンにて創業された
厚底ラバーソールが特徴のジョージコックス。
モード系がお好きな方、パンク・ロックがお好きな方なら
すぐに思い浮かぶのではないでしょうか。


オーナー様はジョージコックス愛好家でらっしゃいます。
最近はなかなか街中で履いている方を見かけなくなったと仰っていました。
ここ数年ハイブランドでも厚底が発表されているので、
ブーム再来が来てもおかしくないとは思うのですが。
ギャルソンやヴィヴィアンをはじめ、錚々たるブランドとのコラモボもあり
歴史あるシューズブランドです。


先ずはBeforeからご覧ください!




画像をご覧いただきますと一目瞭然、
クレープソールの劣化でベタつきが発生し、路面の色々を巻き込み
崩壊箇所も見受けます。


クレープソールの経年劣化はしょうがないところです。。。
HPの修理事例をご覧くださり、お色違いも一緒に
それぞれ仕様違いカスタムのご依頼をいただきました!


先ずは仕上がりをご覧くださいませ~~



オーナー様より、オリジナルと同じ厚みのまま
レッドカラーは個性を出したカスタムのご要望でした。


個性を出すなら…迷わずご提案しましたのは
乃屋でも何度も登場しています、Vibram7124 通称シャークソールです。


見た目のインパクトも去ることながら、
元々軍用靴に採用されているソールですので
耐摩耗・耐久面・悪路にも抜群な対応力を持っている優秀なソールです。
そして、組み合わせてみると以外にもしっくり馴染んでくれるんです。


シャークソールだけではボリュームがだせないので、
ラバーミッド3㎜+スポンジミッド1.5㎜とウェッジ作成し、
オリジナルと変わらないボリュームも再現いたしました!


ソールカラーはベージュ、ミッドソールはブラックにて対応し、
アッパーのカラーとうまく繋がりが取れたのではないでしょうか!


厚底になると履き心地はどうなんだろう?と思いますよね。

スポンジミッドを投入しているので、クッション性もあり
またシャークソールのパターンが屈曲しやすいので
オリジナルと比較しても足運びも楽にお召しいただけると思います。


ジョージコックスは馴染むまでかなり苦しい戦いが続いていたかと思います。。。


いかがでしょうか!?
ボリューム感と個性を合わせ持つ、唯一無二なカスタムが仕上がりました!

また長くご愛用いただけますと幸いです^^
ありがとうございました!




オールソール(Vibram7124) ¥13,200-
ウェッジ作成 ¥3,850-
ラバーミッド ¥2,750-
スポンジミッド ¥3,850-




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2022年12月05日 | Posted in WORKS BOOTS, 修理事例