WORKS BOOTS, 修理事例

RedWing875 × Vib100 Fire&Ice

みなさま、こんにちは!


あっという間に8月も最終日となりました。
秋めいてくれるのはいいのですが
トリプル台風の進路が気になりますね。
少し厚さの和らぐくらいの雨で終わってくれますように!


本日ご紹介しますのは、RedWing875 犬刻印のアイリッシュセッターです。
いつも遠方よりありがとうございます^^

先ずはBeforeからご覧ください!


お好きな方には堪らない一足ですよね。
しかもめちゃくちゃ状態も良い◎
この年代に製造されている物は、縫いのピッチもめちゃくちゃタイトなんです。
貴重な一足を今回こちらの修理事例RedWing9013 ×Vib100 をご覧くださり
リクエストいただきました!


ゴリゴリのワークブーツなソールなのに、
どこかドレスシューズのような雰囲気を感じると嬉しいお言葉いただきました^^


アイリッシュセッターとベックマンでは構造が異なりますので
再現すべく入念に打合せを行い、仕上がりましたのがコチラです☟


ご覧くださ~い!



アウトソールはVibram100なのですが、新登場のFire&Iceをチョイスいただきました。
-20℃の寒さから250℃の熱さでもゴムの性質が変わらず、
元々の耐久性・耐摩耗性・グリップ力に柔軟性が加わり
履き心地もかなり良いかと思います◎


そしてヒール周りの仕様が先に記載しました
875アイリッシュセッターと9013ベックマンの違いなのですが
875は360℃グッドイヤー製法なのですが
9013はヒール周りに縫いがかかっておらず、中底に直接釘を打ちヒールを留めている仕様です。
縫いがかかってない分ヒール周りもコンパクトに見え、カーブもヒール全体にかけることが出来ます。


360℃グッドイヤーのようにヒール周りに縫いがかかってると、
カーブをかける際に削り込んでしまうとステッチが露出してしまう可能性がある為、
ステッチがある範囲はそのままで、その下からカーブをかけるロガーヒール仕様となります。


9013カスタムと全く同じ仕様に変更も可能なのですが、
そうするには色々と手を加えてしまうので
オリジナルの仕様に戻したくなった時にかなり難しくなるんです。

なので今回仕様は変えず、ロガーヒールにてご対応の運びとなりました。


エッジカラーは革目を活かしたニュートラル。
エイジングも楽しんでいただけます◎


仕上にソールに真鍮ビスを配置し、完成です!!


いかがでしょうか!?
ワークブーツらしい王道のソールカスタムに
曲線が加わると印象も随分変わりますよね!


オーナー様のお手元に届き、お喜びのご報告をいただけ
私たちも嬉しい限りです^^
沢山楽しんでお使いいただけますと幸いです!

ありがとうございました!




オールソール ¥21,450-
(Vibram100 Fire&Ice・ヒール・レザーミッド3.5㎜込み)
レザーミッド4㎜へ変更の為 ¥1,100-
積革3枚以上 ¥1,650-









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お修理代金¥16,500-以上ご利用いただきました場合
返却時の送料無料でご対応いたします。
※受付時の送料はお客様負担となります。
 8月よりご送料無料の対応金額が変更になりました。



みなさまからのお問合せ・ご来店を心より、お待ちいたしております^^




2023年08月31日 | Posted in WORKS BOOTS, 修理事例