WORKS BOOTS, 修理事例

ミチヤカスタムお客様オーダー⑲

みなさま、こんにちは!


大阪は昨日の寒さからの雨。。。
帰宅時間帯は雨脚も強くなるのでしょうか。
お帰りの際はお気をつけくださいね!



さて本日ご紹介しますのは、RedWing2877 Irish Setter
本国アメリカ限定で展開されていたようで、日本未発売品番です。
こげ茶のヌバックタイプです。



先ずはbeforeからご覧ください。





グレーのようにもカーキのようにも見えますよね。
こちらはオーナー様ご自身でお手入れされ、現在のカラーに仕上がったとのこと。
愛着をお持ちな様子が伝わりますよね。


今回HPなどをご覧くださり、遠方よりお越しくださいました。
嬉しい限りでございます!ありがとうございます!!


さてこの時点で唯一無二な仕上がりだな~と思っているのですが
更にここから大変身しちゃいます。


そう!ミチヤカスタムです!!


オーナー様より、ボリュームを出したいとオーダーいただき
ご提案しましたのがミチヤカスタムでした。


総丸コバの加工はコバの張り出しもあるので見た目にもボリューム感が出ます。
そこに組み合わせるソールなどで更に
ボリューム感upと印象も変えることが出来ます。


ご依頼を受付けた時点では、
ラバーソールでミチヤカスタム(先に事例でご紹介したミチノヤカスタムspade705など)は
まだ完成していない時期だったので、イメージを共有しながら打合せを行いました。


そして仕上がりましたのがコチラです。
ご覧くださ~い!




ミチヤカスタム改め、ミチノヤカスタム705ver.です!


ボリュームを出す=ソールの厚みを出す ことになりますので、
全面ラバーでは厚みがあると反りが悪く、履き心地にもかなり影響が出るので
ハーフソールをお勧めし、チョイスしましたのはVibram705です。
通常Vibram705はミッドソール4.5㎜も込みでご案内するのですが、
更にフロントミッド3㎜を追加しております。


※ラバーで総丸コバを行う際は、チョイスできるソールが限られます。
 コバ面を丸く加工していきますので、
 中央部にパターンが配置されるソールのみのご対応となります。


そして、そこに総丸コバの加工を施すと、
見た目にもインパクトがかなりある仕上がりになります。


今回リウェルトも行なっておりますので、
ウェルトも幅のあるタイプをチョイスいたしました。
また、先芯抜きもご対応いたしております。


エッジカラーはダークブラウン、
ステッチカラーはウェルト側はキナリで馴染む配色をお選びいただきました。


ヒールは、積革6枚追加しロガー仕様のカーブヒール、
トップリフトはQUABAUGヒールです。



いかがでしょうか!?


アッパーのカラーと相まって、クラシカルな雰囲気と
圧倒的な存在感のある一足に仕上がったのではないでしょうか?!
オーナー様のこだわりがグッと詰め込まれた仕上がりですね。


お渡しの際緊張の一瞬でしたが、お喜びいただけ安堵いたしました。
その後も色々とお使いくださっていると伺い、嬉しい限りで


また色々なコーディネートやシチュエーション、
先芯を抜いた履き心地やエイジングも楽しんでお使いいただけますと幸いです^^
ありがとうございました!!



オールソール ¥18,700- 
(Vibram705・ミッドソール4.5㎜・QUABAUGヒール・総丸コバ仕様)
フロントミッド3㎜ ¥2,750-
リウェルト(先芯抜き込み) ¥12,100-
積革3枚以上 ¥1,650-






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2023年04月25日 | Posted in WORKS BOOTS, 修理事例