WORKS BOOTS, 修理事例

Danner Kevlarlight×Vib148

みなさま、こんにちは!


ハロウィンからクリスマス仕様のディスプレイに変わり、
とうとう11月に突入しましたね。
早い。早すぎる。。。
ほんとにその一言に尽きます。


私は早くも今年のクリスマスケーキはどこのお店のケーキにしようかと思案中です☆
Craftsman池田がチョコレートケーキ好きなので、
オススメのケーキ屋さんをご存じでしたら是非教えてくださいませ\(^o^)/



さて、11月一発目のご紹介はこちらです!!

これからの紅葉シーズンなど、やはり登場機会は増えるのではないでしょうか…


Danner

1932年アメリカ、ウィスコンシン州チペワフォールズにて
チャールズ・ダナーが安価な仕事用ブーツ(4ドル)を5人の職人で
作り始めたことがきっかけとなります。
その後、オレゴン州ポートランドへ移りビジネス展開が始まります。
質の高いチョークロガーブーツを20ドルで販売し、
1959年にアメリカではじめてVibramソールを用いたシューズを開発します。
ワークブーツだけでなく、ハイキングブーツも取り扱うようになり
エルクハンターというマウンテンブーツが誕生し、マウンテントレイルに改良されます。
世間では、ジョン・F・ケネディー大統領になったころから健康志向が高まり
ハイキングや登山に注目が集まりだしたこと、またバックパッカー雑誌にも取り上げられ
『ハイキングブーツの中で最も優れた靴』として認定されます。

防水性に優れたゴアテックスを採用したり、
アッパーはマシーンを使用せずハンドメイドで職人方が仕上げていたり、
タウンユースにもマッチするデザイン性等、魅力たっぷりですよね。



今回お持ち込みいただきましたのは、Kevlarlightです。


先ずは、beforeから


ケブラーライトは、ダナーの代表作『ダナーライト』がベースとなっており、
アッパーは、防弾チョッキなどにも使われるケブラー素材を採用しているので
より堅牢性に優れ、バイカーの方もよく使われるのではないでしょうか。
アウトドア用途でももちろん、コーデの外しアイテムとしても
使われている方は多いかと思います。


一見、ソール減りもあまりないし綺麗な状態に見えますが
ソールアップのご覧いただければ、一目瞭然。
劣化に伴いソールの至る所に亀裂が生じ、
崩壊までのカウントダウンが始まっていました…。

まだまだ履いて楽しんでいただけるよう、しっかりご対応させていただきました!



after

オリジナルと同じく、Vibram#148にてオールソールを承りました。

軽量なのはもちろん、間にスポンジが挟まれているのでクッション性も抜群で
また、グリップ力もあります。
アウトドアブーツによく使われているソールです。

またウレタン製のソールベースだったため、経年劣化により崩壊してしまう恐れもあり、
接着強度を上げる為、新たにEVA素材のソールベールの作製も行っております。
柔軟性と弾力性があり、寒さにも強く硬くなりにくい素材です。


ますます、アクティブに活躍できる仕様になりました。
これからの季節、楽しんでお召しいただけると幸いです!!


ありがとうございました^^


オールソール(Vinram148) ¥9,900-
ミッドソールベース ¥4,400-



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2021年11月02日 | Posted in WORKS BOOTS, 修理事例